【脱汚部屋】引きこもりニートこそ部屋をきれいにすべき理由【部屋晒し】

引きこもり・ニート

どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、引きこもりやニートに悩む人こそ、部屋をきれいにすべき理由を解説していきます。

僕自身、対人恐怖をこじらせて10年引きこもった経験があります。
この記事では、引きこもっていた当時の部屋を紹介しながら、

  • 引きこもりが部屋を掃除するメリット
  • 汚部屋を抜け出す方法

などを紹介していきます。

「部屋も気持ちも、すっきりさせたい」という人は、ぜひご覧になってみてください!

引きこもりが部屋を掃除する3つのメリット

引きこもりやニートが部屋をきれいにするメリットは、大きく分けて3つあります。

  • 運動になる
  • 気分がすっきりする
  • 自分と向き合うきっかけになる

それぞれ詳しく見てみましょう!

運動になる

部屋の掃除は、自室にこもりがちな引きこもりにとって、体を動かす貴重なチャンスです。

おすすめ本:脳を鍛えるには運動しかない」で紹介したとおり、運動が脱引きこもりに超重要。
運動には、体だけでなく心の調子を整える効果もあるからです。

  • 頭がよくなる
  • 集中力が上がる
  • 自己効力感が上がる
  • リラックスできる
  • 心身ともに健康になる―

体を動かしながら部屋もきれいにできる掃除は、コスパ抜群です。
部屋の掃除を習慣化すると、さらにいいですね。

気分がすっきりする

部屋の掃除の一番のメリットは、気分がすっきりすることかもしれません。
掃除によって気分がよくなる理由は3つあります。

  • 達成感がある
  • 見た目がすっきりする
  • 探し物が減る

掃除は目に見えて効果があるので、「掃除できた」という達成感や充実感を味わえます。
見た目的にもすっきりするので、シンプルに気持がいいです。

物を取り出すために、別の物をどかしたり、探し物をしたりといったストレスも激減します。

気分がすっきりして心に余裕が出てくると、次の行動につながって、脱引きこもりがぐっと近づくことも。

自分と向き合うきっかけになる

このあと解説するように、部屋をきれいにするためにはモノを減らす必要があります。
モノを減らすためには、自分の本心と向き合う必要があります。

本当に必要なものだけ残そうとすると、自分にとって大切なものが見えてきます。

自己理解は、脱引きこもりに大切な要素の一つです。

  • 自分は何が好きで何が嫌いか
  • 自分は何が得意で何が苦手か

そういったことがわかると、たとえば仕事選び一つとっても、基準や目的が明確になります。

自分のことって、意外とわかっていなかったりするので、部屋の掃除をしながらじっくり自分と向き合ってみてはいかがでしょうか?

汚部屋を抜け出すたった一つの考え方とは

そもそも、部屋が汚れてしまうのはなぜでしょうか?
シンプルにモノが多すぎるからです。

モノが増えて自分のキャパを超えると、いっきに散らかりだします。
「割れ窓理論」というやつですね。

「割れ窓理論」とは、窓が割れた建物を放置すると、しだいに軽犯罪が増えて、街全体の治安が悪化してしまうことから、「小さなきっかけを見逃さないことが大事」という考え方です。
アメリカの犯罪心理学者ジョージ・ケリングが提唱しました。

なので、モノを減らして自分のキャパ以内に収めれば、部屋が散らかるのを防ぐことができるわけです。

引きこもっていると無気力になりがちなので、つまりキャパも小さくなりがちなので、よりストイックにモノを減らす必要があります。

というわけで、散らかりようがないレベルまで、モノを減らしていきましょう!

【実践】部屋をきれいにする2ステップ

部屋をきれいにする方法は、いたってシンプル。

  • モノを減らす
  • 散らかりづらい仕組みを作る

たったこれだけです!

それぞれ詳しく解説していきます。

【ステップ1】モノを減らす

まずは、徹底的にモノを減らしていきましょう。
いわゆる「断捨離」というやつですね。

断捨離とは、「自分にとっていらないモノを手放して、生活を豊かにしよう」という考え方です。

  • 断:不要なモノを入れない
  • 捨:不要なモノを手放す
  • 離:不要なモノへの執着から離れる

という意味があります。

その中でも、「捨:不要なモノを手放す」がとくに大切です。
不要なモノが減れば、自分にとって必要なモノが入ってくる余白が生まれて、不要なモノへの執着は自然と薄れていくからです。

不要なものを手放す方法は、大きく分けて3つあります。

  • 捨てる
  • 売る
  • 人にあげる

それぞれ具体的に見てみましょう。

捨てる

捨てられるものから捨てていきましょう。
まずは明らかなゴミからですね。

その後は、

  • 衣類
  • 書類

など、捨てやすいものから取り掛かりましょう。

衣類の減らし方

衣類はとてもかさばりやすいので、捨てれば捨てるだけ効果を実感できます。

不要な衣類は売ることもできますが、ハイブランドでないかぎりほとんど値段がつかないので、手間を考えるとまとめて捨ててしまったほうが楽です。

衣類を捨てる基準は、下記の3つです。

  • ヨレヨレになってしまったもの
  • 1年以上着ていないもの
  • 自分に似合っていない(しっくりこない)もの

「迷ったら捨てる」くらいの勢いで、どんどん手放していきましょう。

買った時のことを思うと、「もったいない」という気持ちがわいてくるかもしれません。
でも、「いらないものに部屋を占拠され続けるほうが、よっぽどもったいない」と考えることもできます。
書類の減らし方
  • 契約書
  • 保証書
  • 会員カード・診察券

たまりやすく処分しづらい書類も、まとめて処分してしまいましょう。

プライベートな情報が書かれているものは、できるだけシュレッダーにかけたほうがいいです。
コンパクトな手動タイプでも、あるのとないのとでは全然違います。

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「全部シュレッダーにかけよう」と思うと疲れてしまうので、

  • 氏名や住所はあきらめる
  • 大事な部分だけちぎってシュレッダーにかける

など、割り切りも大切です。

売る

家電やゲーム、本など、売れるものはお金に換えてしまいましょう。

などのサービスを活用すれば、家にいながらお小遣い稼ぎもできてしまいます。

メッセージやメールでかんたんなやり取りがあるので、コミュニケーションのリハビリにもなります。

大型家電や家具など、送料が高いものは、直接引き取りに来てもらいやすい「ジモティー」もおすすめです。

また、壊れた家電や鉄くずなど、処分しづらいものは、まとめて「パソコンファーム」に送ってしまいましょう!

人にあげる

不要なものは、身近な人にあげてもいいですね。

僕は、遊ばなくなったフィットネスゲームを親にあげたことがありました。
コミュニケーションのきっかけにもなるのでおすすめです。

【ステップ2】部屋が散らかりづらい仕組みを作る

一通りモノを減らしたら、散らかりづらい仕組みを作っていきましょう。
ダイエットと同じように、リバウンドしないことが大切です。

仕組みづくりの一例を紹介します。

  • 掃除を習慣にする
  • 収納を減らす
  • 手間を減らす

掃除を習慣にする

せっかく部屋がきれいになったら、これを機に掃除を習慣化してみませんか?
掃除はちょっとした運動になるし、掃除できたことが自信にもなるし、いいことだらけです。

僕は掃除機の音が得意ではないので、ほうきとちり取りを使ってました。
丁寧に掃き清めると、心が落ち着きます。

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収納を減らす

いらないものをためこまないように、収納を減らしてしまうのも効果的です。
僕は、衣装ケースを優先的に攻略していきました。

手間を減らす

人は基本めんどくさがりです。
ちょっとした手間を省くだけでも、生活はぐっと快適になります。

たとえば、

  • 物をしまうのではなく、すぐ手に取れるところに置く
  • 掃除しやすいように、床に物を置かない
  • 余白を大事にする

物の定位置を決めて、すぐに手に取れるようにしておくと、ストレスフリーです。

物の定位置を決めて、手に取りやすいように

僕が引きこもっていたころの部屋を紹介します【ビフォー・アフター】

僕は、「【実践】部屋をきれいにする2ステップ」で紹介した内容を、何度も繰り返しながら、少しずつ部屋をきれいにしていきました。
引きこもっていた10年間の部屋の移り変わりを紹介します。

引きこもり前期

引きこもり始めたころは、床が見えないほどの汚部屋の住人でした。
ゴミはそのまま床に捨ててましたね。

汚部屋だったころ

たまーに、まとめて掃除してましたが、すぐまた元通り。
部屋もメンタルも荒れまくっていた時期です。

引きこもり中期

引きこもり生活に慣れてくると、家にいる時間を楽しみ始めました。
ゲームしたり、プログラミングを勉強したり。

汚部屋から抜け出しつつあるころ

まだ部屋はごちゃついてますけど、床にゴミを捨てるようなことはなくなりました。

引きこもり後期

引きこもり生活最後のほうは、自分で言うのもなんですけど、かなりきれいで快適な部屋に住んでいました。
数年前の自分とは、まるで別人です。^^

汚部屋から抜け出したあと

このころになると、メンタルも安定してきて、アクティブに動けるようになってきました。

おわりに

いきなり完ぺきを目指す必要はありません。
僕も、数年かけて少しずつ変わっていきました。

まずは机の上を整理するだけでもいいし、引き出しを開けて、中身を確認するだけでもいいです。

少しずつでも、今できることから始めることから始めていきましょう!

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