どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は「僕」や「俺」など「一人称が言えない・・・」という方に向けて、僕が実際に克服した方法を紹介していきます。
僕は小学生のころ、家族(とくに両親)の前で一人称を使えなくなって、20年近く悩み続けました。^^;
一人称が言えなくなる理由がわかれば、やるべきことが見えてきます。
「気楽に会話できるようになりたい(切実)」という人は、ぜひご覧になってみてください!
一人称が言えなくなる理由
まずはじめに、一人称が言えなくなる理由を考えてみましょう。
一人称が言えないのはシンプルに怖いからです。
怖くなってしまう理由は、大きく2つに分けられます。
- 嫌な記憶があるから
- どうなるかわからないから
嫌な記憶があるから
人の感情は、記憶と密接にかかわっています。
一人称についてネガティブな記憶があると、一人称を使うことが怖くなってしまうわけです。
僕の場合、次の2つが大きかったように思います。
- 家庭内で「俺」から「僕」の移行に失敗した
- 両親が近所の友達の一人称を笑っていた
一人称が使えなくなると、どんどん気まずくなってしまいますよね。苦笑
「誰が?」と聞き返されたり、「あれ、○○って自分のことなんて呼んでたっけ?」なんて聞かれたりしたらこの世の終わりです。
会話するたびに気まずい記憶が刻み込まれて、苦手意識はますます強くなっていきます。
どうなるかわからないから
人の脳は「わからない状態」を嫌うようにできています。
厳しい自然界では、何が起こっているか把握できないと、生存確率が下がってしまうからです。
一人称が言えなくなると、「一人称を使ったらどうなるかわからない」という不安が生まれて、ネガティブ感情がさらに大きくなってしまうわけですね。
一人称が言えないのは病気なの?
一人称が言えなくなってしまうのは、何かの病気でしょうか?
何らかの精神疾患が隠れている可能性はあります。
日常生活に支障をきたしている場合は、病院に行ってみてもらうことも検討してみてください。
一人称が言えるようになる方法
一人称が言えなくなる理由がわかれば、おのずと解決方法も見えてきます。
- 嫌な記憶があるから
- どうなるかわからないから
ということは、「一人称を言っても大丈夫だ」という安心感があればいいわけです。
僕が「ぼく」と言えるようになるまでやったこと
僕が「一人称を言えない」を克服するまでにやったことは、次の7ステップです。
- 祖父母とのメールで使ってみる
- 祖父母との会話で言ってみる
- 妹とのLINEで使ってみる
- 妹との会話で言ってみる
- 親とのメールで使ってみる
- 親との電話で言ってみる
- 親との会話で言ってみる(クリア!)
当時はあまり深く考えていませんでしたが、できることから少しずつステップアップしていったことがよかったと思います。
まずは、LINEやメールで使ってみるのがおすすめです。
さりげなく一人称を混ぜて、既成事実を作ってしまいましょう。笑
「なじみのある状態」を作ろう
人の脳は「なじみのある状態」を好むようにできています。
同じような状況を何度も繰り返すうちに、違和感やネガティブ感情が薄れていくということです。
小さな成功体験を重ねながら、少しずつ慣れていけるといいですね。
おわりに
「一人称を言えない」と似たような悩みに、「相手の名前やあだ名を呼べない」があります。
なんか距離感が難しいんですよね。苦笑
僕は高校時代にクラスメートの名前が呼べなくて、家では一人称が使えなくて、ホントに大変でした。。。
同じような悩みを持ってる人は意外といるみたいですね。
とくに一人称が呼べないなんて自分だけだと思っていたけど、リアルの知人に共感してもらって驚いたことがあります。
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