どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、人見知りやいわゆる「コミュ障」で悩んでいる方に向けて、心が楽になる考え方や具体的な対処方法を紹介していきます。
僕自身、対人恐怖(社会不安障害)をこじらせて10年引きこもっていたこともあり、自分のことを、いわゆる「コミュ障」だと思っています。
人との関わりがうまくできないと、ついみじめな気持ちになってしまいますよね。
「人とうまく話せないせいで、仕事が続かない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 人見知りを克服するシンプルな方法
- 人見知りに悩む本当の理由
など、人見知りやコミュ障と向き合うための考え方を解説していきます。
「もっと楽に人と関われるようになりたい」という方は、ぜひご覧になってみてください!
人見知りやコミュ障を克服する方法
人見知りやコミュ障を克服する方法は、いたってシンプル。
「元引きこもりが選ぶおすすめ本」でも紹介した自己啓発の名著「人を動かす」に書かれている「人に好かれる6原則」を実践すればOKです。
- 誠実な関心を寄せる
- 笑顔で接する
- 相手の名前を呼ぶ
- 聞き役に回る
- 相手の関心を見抜いて話題にする
- 重要感を与える
それぞれ詳しく見てみましょう。
誠実な関心を寄せる
人とうまく関わるためには、自分ではなく相手に関心を寄せることが大切です。
「自分に興味を持ってもらえた」と思うと、なんとなくうれしくなりますよね。
逆に、「いてもいなくても同じ」みたいな扱いをされると、不安になってしまいます。
まずは相手を喜ばせることによって、お互いが気分よくコミュニケーションできる土台ができるわけです。
コミュ力に自信がないと、「こんなこと言ったら変に思われないかな」など、つい自分に意識が向いてしまいます。
まずは、相手に意識を向けることから始めてみてください。
笑顔で接する
明るい表情で接することも大切です。
- 「あなたに敵意はありません」
- 「あなたと話していると楽しいです」
ということを、態度で示すことができます。
相手の名前を呼ぶ
相手の名前を積極的に呼んでいきましょう。
名前を呼ばれると、「自分は尊重されている」と思えるからです。
- 「もう自分の名前を覚えてくれたんだ」
- 「わざわざ自分の名前を呼んでくれるなんて、この人はいい人に違いない」
聞き役に回る
会話では、基本的に聞き役に回りましょう。
人が一番関心があるのは、自分自身です。
自分のことを話せると、それだけで気分がよくなります。
相手の関心を見抜いて話題にする
ただ聞き役に回るだけでなく、相手が話したい話題を選ぶと、さらに効果的です。
重要感を与える
話していて「いいな」と思うことがあったら、素直にほめましょう。
- 「あなたは私にとって重要な存在です」
- 「私はあなたを尊敬しています」
ということを、態度で伝えることが大切です。
人見知りやコミュ障は無理に克服しなくていい
「人に好かれる6原則」を実践できれば、間違いなく「コミュ強」になれます。
優秀な営業マンなんかは、例外なく身に着けているであろう、必須スキルです。
できそうなことがあったら、さっそく今日から取り入れてみましょう。
もし、「やってみよう」と思えなかったら、無理に実践する必要はありません。
義務感でやっても、続かないし、媚を売っているようにしか見えないからです。
「人に好かれる6原則」は、たしかに人見知りやコミュ障の克服に役立ちます。
でも、次の章でお伝えするとおり、克服しなくても、辛い状態から抜け出すことは十分可能です。
人見知りやコミュ障に悩む本当の理由
人見知りやコミュ障に悩んでしまう理由は、大きく分けて2つあります。
- 仕事や生活に支障があるから
- 自分で自分を否定してしまうから
それぞれの対策を考えてみましょう。
仕事や生活に支障があるから
人との関わりが苦手だと、仕事や日常生活に支障が出てしまうことがあります。
- 「職場になじめなくて辛い」
- 「友達や恋人がいなくて寂しい」
そんなときは、思い切って環境を変えてしまうのもアリです。
たとえば、仕事の業種を変えてみる。
人との関わりが少ない業種を選べば、自分と似たような人が多く、職場でうまくやっていける可能性が高まります。
働き方も変えて、在宅ワークを始めてみてもいいですね。
自分で自分を否定してしまうから
「人とうまく関われないこと自体」が辛いのではなく、「人とうまく関われない自分」を否定しているから苦しい場合もあります。
- 「誰とでも仲良くしないといけない」
- 「明るく振舞わないといけない」
- 「流行についていかなければいけない」―
そんな思い込みがあって、でも、できなくて、自分を「ダメなやつだ」と否定してしまうわけですね。
こんなときは、
- 自分の向き不向きを理解する
- 価値観の幅を広げる
といった対策が有効です。
自分の特徴が理解できると、「苦手を克服するのではなく得意を伸ばそう」と思えるようになります。
価値観の幅が広がると、「価値観に合わせるのではなく、自分に合った価値観を選んでいこう」と思えるようになります。
結果的に、自己否定が減って、人とうまく関われない辛さも和らいでいきます。
おわりに
「私はこうやって克服しました!」みたいな体験談がよくありますけど、心から「克服したい」と思えないのであれば、別の方法を選んだほうが得策です。
僕の場合、「自分が生きやすい道を探そう」と決めてから、人との関わりがぐっと楽になりました。
まずは、自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、あなた自身の本心と向き合うことから始めてみてください!
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