人見知りやコミュ障で辛いあなたへ|心が楽になる考え方や対処法

人見知り・対人恐怖

どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、人見知りやいわゆる「コミュ障」で悩んでいる方に向けて、心が楽になる考え方や具体的な対処方法を紹介していきます。

僕自身、対人恐怖(社会不安障害)をこじらせて10年引きこもっていたこともあり、自分のことを、いわゆる「コミュ障」だと思っています。
人との関わりがうまくできないと、ついみじめな気持ちになってしまいますよね。

「人とうまく話せないせいで、仕事が続かない」という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

  • 人見知りを克服するシンプルな方法
  • 人見知りに悩む本当の理由

など、人見知りやコミュ障と向き合うための考え方を解説していきます。

「もっと楽に人と関われるようになりたい」という方は、ぜひご覧になってみてください!

人見知りやコミュ障を克服する方法

人見知りやコミュ障を克服する方法は、いたってシンプル。
元引きこもりが選ぶおすすめ本」でも紹介した自己啓発の名著「人を動かす」に書かれている「人に好かれる6原則」を実践すればOKです。

  • 誠実な関心を寄せる
  • 笑顔で接する
  • 相手の名前を呼ぶ
  • 聞き役に回る
  • 相手の関心を見抜いて話題にする
  • 重要感を与える
created by Rinker
¥715 (2024/05/19 04:41:03時点 楽天市場調べ-詳細)

それぞれ詳しく見てみましょう。

誠実な関心を寄せる

人とうまく関わるためには、自分ではなく相手に関心を寄せることが大切です。

「自分に興味を持ってもらえた」と思うと、なんとなくうれしくなりますよね。
逆に、「いてもいなくても同じ」みたいな扱いをされると、不安になってしまいます。

人には、「返報性の法則」といって、自分がされたことを相手に返したくなる性質があります。
まずは相手を喜ばせることによって、お互いが気分よくコミュニケーションできる土台ができるわけです。

コミュ力に自信がないと、「こんなこと言ったら変に思われないかな」など、つい自分に意識が向いてしまいます。
まずは、相手に意識を向けることから始めてみてください。

笑顔で接する

明るい表情で接することも大切です。

  • 「あなたに敵意はありません」
  • 「あなたと話していると楽しいです」

ということを、態度で示すことができます。

相手の名前を呼ぶ

相手の名前を積極的に呼んでいきましょう。
名前を呼ばれると、「自分は尊重されている」と思えるからです。

  • 「もう自分の名前を覚えてくれたんだ」
  • 「わざわざ自分の名前を呼んでくれるなんて、この人はいい人に違いない」
何度も名前を呼ぶと、「早く覚えられる」というメリットもあります。

聞き役に回る

会話では、基本的に聞き役に回りましょう。

人が一番関心があるのは、自分自身です。
自分のことを話せると、それだけで気分がよくなります。

聞き役に回れば、自分から話題を広げなくていいので、雑談が苦手な人には、とくにおすすめの方法です。

相手の関心を見抜いて話題にする

ただ聞き役に回るだけでなく、相手が話したい話題を選ぶと、さらに効果的です。

重要感を与える

話していて「いいな」と思うことがあったら、素直にほめましょう。

  • 「あなたは私にとって重要な存在です」
  • 「私はあなたを尊敬しています」

ということを、態度で伝えることが大切です。

人見知りやコミュ障は無理に克服しなくていい

「人に好かれる6原則」を実践できれば、間違いなく「コミュ強」になれます。
優秀な営業マンなんかは、例外なく身に着けているであろう、必須スキルです。

できそうなことがあったら、さっそく今日から取り入れてみましょう。

僕は、「ときどき明るい表情を見せること」と、「ここぞという時に相手の名前を呼ぶこと」を心がけています。

もし、「やってみよう」と思えなかったら、無理に実践する必要はありません。
義務感でやっても、続かないし、媚を売っているようにしか見えないからです。

僕自身、もそもそも「興味を持とう」と思えないことも多いです。^^;

「人に好かれる6原則」は、たしかに人見知りやコミュ障の克服に役立ちます。
でも、次の章でお伝えするとおり、克服しなくても、辛い状態から抜け出すことは十分可能です。

人見知りやコミュ障に悩む本当の理由

人見知りやコミュ障に悩んでしまう理由は、大きく分けて2つあります。

  • 仕事や生活に支障があるから
  • 自分で自分を否定してしまうから

それぞれの対策を考えてみましょう。

仕事や生活に支障があるから

人との関わりが苦手だと、仕事や日常生活に支障が出てしまうことがあります。

  • 「職場になじめなくて辛い」
  • 「友達や恋人がいなくて寂しい」

そんなときは、思い切って環境を変えてしまうのもアリです。

自分に合った環境を選べば、人との関わりが苦手なままでも、ストレスは激減します。

たとえば、仕事の業種を変えてみる。
人との関わりが少ない業種を選べば、自分と似たような人が多く、職場でうまくやっていける可能性が高まります。

人見知りや対人恐怖に悩む人向けアルバイトの始め方【体験談】
どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。 今回は、人見知りや対人恐怖(社会不安障害)に悩む方に向けて、「アルバイトを始めたい」と思ったときにやるべきことを紹介していきます。 僕自身、対人恐怖をこじらせて10年引きこもっていました...

働き方も変えて、在宅ワークを始めてみてもいいですね。

人見知りや対人恐怖の人は在宅ワークでお金を稼いでみよう!
どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。 今回は、人見知りや対人恐怖(社会不安障害)の人に向けて、「在宅ワークってどうなの?」という疑問にお答えしていきます。 人との関わりが怖いと、外に出て働くのはなかなか大変ですよね。 ...
僕自身、今はフリーランスでWebライターをやってます。^^

自分で自分を否定してしまうから

「人とうまく関われないこと自体」が辛いのではなく、「人とうまく関われない自分」を否定しているから苦しい場合もあります。

「あなたの中にある価値観が、あなた自身を苦しめている」ということです。
  • 「誰とでも仲良くしないといけない」
  • 「明るく振舞わないといけない」
  • 「流行についていかなければいけない」―

そんな思い込みがあって、でも、できなくて、自分を「ダメなやつだ」と否定してしまうわけですね。

こんなときは、

  • 自分の向き不向きを理解する
  • 価値観の幅を広げる

といった対策が有効です。

自分の特徴が理解できると、「苦手を克服するのではなく得意を伸ばそう」と思えるようになります。
価値観の幅が広がると、「価値観に合わせるのではなく、自分に合った価値観を選んでいこう」と思えるようになります。

結果的に、自己否定が減って、人とうまく関われない辛さも和らいでいきます。

対人恐怖に悩む引きこもりやニートがまず取り組むべきこと3つ
どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです 今回は、引きこもりやニートの中でも、対人恐怖がある場合の対処法を紹介していきます。 僕自身、対人恐怖をこじらせて10年引きこもっていました。 人の視線が怖かったり、人と話すことがおっくう...

おわりに

「私はこうやって克服しました!」みたいな体験談がよくありますけど、心から「克服したい」と思えないのであれば、別の方法を選んだほうが得策です。

僕の場合、「自分が生きやすい道を探そう」と決めてから、人との関わりがぐっと楽になりました。

まずは、自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、あなた自身の本心と向き合うことから始めてみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました