どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、人見知りや対人恐怖(社会不安障害)で「電話が苦手・・・」という方に向けて、無理せず苦手意識を和らげる方法を紹介していきます。
僕自身、電話は大の苦手でした。
「電話をかけようか迷っているうちに1週間経ってしまう」なんてことも、よくありました(遠い目)。
この記事では、
- 電話が苦手な人の特徴
- 電話が苦手な人におすすめの対策
など、電話嫌いの人が抑えておきたいポイントを解説していきます。
「気軽に電話できるようになりたい」という方は、ぜひご覧になってみてください!
電話が苦手な人にありがちなこと
まずは、電話の何が苦手なのか、具体的に考えてみましょう。
「電話が怖くてできない」という人に、ありがちな特徴をあげてみます。
- 電話が鳴ると緊張する
- 第一声がわからない
- 話し方がわからない
- 要件がなかなか伝わらない
- 電話が終わった後に反省する
電話が鳴ると緊張する
もう電話自体が怖くて、「着信音が鳴るだけで恐怖を感じる」という人も多いのではないでしょうか。
第一声がわからない
電話をするときの最初の難関が、第一声です。
どう話し始めればいいのか、あれこれ考えてしまいますよね。
- 「もしもし」だと子供っぽいかな
- 「すみません」はへりくだりすぎかな
- 「あ、」をつけるとコミュ障だと思われるかな―
結果的に、第一声からオドオドしてしまって、「相手から怪訝な反応をされて落ち込むこむ」みたいなパターンになりがちです。^^;
話し方がわからない
いざ話し始めても、
- どのタイミングで話せばいいのか
- 声のトーンや話すスピードはどのくらいがいいのか
あれこれ考えてしまって、かえってぎこちなくなることもあるかもしれません。
電話応対で「お電話ありがとうございます!」みたいに、かしこまった態度で心にもないことを言っていると、「自分何言ってるんだろ。。。」みたいに恥ずかしくなることもあります。
・・・
あ、これは僕だけかもしれません。汗
忘れてください。
要件がなかなか伝わらない
電話の本題を伝えるのも、なかなか難しかったりします。
伝える情報が少なすぎたり、逆に、親切のつもりで丁寧に話そうとしたら、なかなか本題にたどり着けなかったり―。
電話が終わった後に反省する
電話が終わった後、一人反省会が始まるのもありがちなパターンです。
- 「あそこではっきり言えなかったのは失敗だなー」
- 「ついでに確認したかったこと聞き忘れた」
- 「働いてないことばれたかも」
なんとなく後味の悪さが残ると、電話がさらに苦手になってしまいます。
電話が超絶苦手だった僕の失敗談
僕は引きこもっていた時期、電話が本当に苦手でした。
とくに失敗したなーと思うエピソードを2つあげてみます。
- バイトの応募に失敗
- 歯医者の予約ができなくて数本の歯が犠牲に
バイトの応募に失敗
大学を不登校になり始めたころ、「このままではけない」と思って、新聞配達のアルバイトを始めることにしました。
何日も悩んだ末に、意を決して応募の電話をかけてみてのですが、、、
あまりにも緊張しすぎて、自分でも何を言っているのかわかりません。
「アノ….スミ..セン。ア..バイトノヤツ….アッ..アノッ..(ガチャ)」
時間にして5秒くらいでしょうか?
電話対応してくれた人も、意味がわからなかったと思います。苦笑
歯医者の予約ができなくて数本の歯が犠牲に
歯が痛くても、なかなか歯医者の電話予約ができなくて、数本の歯が犠牲になりました。
歯が痛くて眠れない夜を、何度過ごしたことか。。。
歯茎が腫れて、高熱にうなされたこともあります。
でも、いったん痛みが引くと、「治ったのではないか」という都合のいい解釈をしてしまいます。
もちろん、そんなわけないので、結局最後は歯医者に行ってみてもらうんですけどね。(・ω<)
電話が苦手な人におすすめしたい7つの対策
電話が超絶苦手で、誰から見ても「電話恐怖症」だった僕も、今ではだいぶ気軽に電話できるようになりました。
僕がこれまで試した中で、とくによかった方法を7つ紹介します。
- あらかじめメモしておく
- ハンズフリーモードを使う
- 第一声を決める
- うまく話そうとしない
- 反省しない
- 電話しなくていい方法を探す
- 人の通話を聞いてみる
それぞれ詳しく見てみましょう!
あらかじめメモしておく
要件が複数ある場合は、あらかじめカンペを作っておくといいでしょう。
伝えたいことや聞きたいことを箇条書きにしておけば、話すことに集中できます。
しゃべることが仕事のアナウンサーやユーチューバーさえ、カンペや台本を用意しています。
ハンズフリーモードを使う
電話を耳に当てて話すのではなく、「ハンズフリーモード(スピーカーモード)」を使ったほうが、話しやすいかもしれません。
電話って、よく考えたらかなり特殊な状況です。
- 会話している相手が目の前にいない
- 耳にあてがっている棒状のものから声が聞こえてくる
会話としては不自然なので、違和感を覚えるのは当然と言えます。
ハンズフリーモードを使うと、通常の会話に近づくので、苦手意識も若干和らぐというわけです。
第一声を決める
電話の第一声は、決めてしまいましょう。
うまく話そうとしない
電話では、うまく話そうとしてはいけません。
「話し言葉」と「書き言葉」は、まったくの別物だからです。
電話のような話し言葉では、声のトーンや強弱、微妙なニュアンスなど、言葉以外の情報も伝わります。
足りない情報は、相手が勝手に脳内補完してくれるわけです。
「うまく話さなきゃ」と思って、頭の中で文章を考えると、書き言葉のようになって、かえって不自然になってしまいます。
ただひとつだけ、意識したいポイントがあります。
それは、「概要から話す」ということ。
- 「~についてお聞きしたいのですが」
- 「○○の予約をしたくてお電話しました」
といった感じで、電話の初めに、要件を伝えるようにしましょう。
反省しない
電話の目的は、うまく話すことではなく、要件を伝えることです。
- 病院の予約をしたり
- わからないことを問い合わせたり
目的が達成できれば成功です。
反省する必要はありません。
とはいえ、自動的に反省会議が始まってしまうこともあると思います。
そんなときは、できたことにも目を向けてみましょう。
電話しなくていい方法を探す
電話が苦手なら、無理に克服する必要はありません。
- メール
- 公式LINE
- お問い合わせフォーム―
電話をしなくて済む方法がないか、確認してみましょう。
人の通話を聞いてみる
人が電話しているところを聞いてみるのもおすすめです。
他人同士の電話を聞いてみると「意外とうまく話さなくていいんだ」ということが実感できると思います。
YouTubeで「電話してみた」なんかで検索してみると、電話の様子を聞くことができます。
言葉ではなく、その場の雰囲気で話が進んでいく様子がわかるはずです。
おわりに
「電話が苦手」は、無理に克服しようとしないことが大切です。
いきなり模範的な電話応対を目指すのではなく、「要件が伝わればOK」くらいに考えておいたほうが、心が楽になります。
ではまた!
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