人見知りや対人恐怖で「電話が苦手」な人におすすめしたい7つの対策

人見知り・対人恐怖

どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、人見知りや対人恐怖(社会不安障害)で「電話が苦手・・・」という方に向けて、無理せず苦手意識を和らげる方法を紹介していきます。

僕自身、電話は大の苦手でした。
「電話をかけようか迷っているうちに1週間経ってしまう」なんてことも、よくありました(遠い目)。

この記事では、

  • 電話が苦手な人の特徴
  • 電話が苦手な人におすすめの対策

など、電話嫌いの人が抑えておきたいポイントを解説していきます。

「気軽に電話できるようになりたい」という方は、ぜひご覧になってみてください!

電話が苦手な人にありがちなこと

まずは、電話の何が苦手なのか、具体的に考えてみましょう。
「電話が怖くてできない」という人に、ありがちな特徴をあげてみます。

  • 電話が鳴ると緊張する
  • 第一声がわからない
  • 話し方がわからない
  • 要件がなかなか伝わらない
  • 電話が終わった後に反省する

電話が鳴ると緊張する

もう電話自体が怖くて、「着信音が鳴るだけで恐怖を感じる」という人も多いのではないでしょうか。

僕は、電話にかぎらず、通知音が急に鳴るとびっくりするので、スマホは常にサイレントモードです。笑

第一声がわからない

電話をするときの最初の難関が、第一声です。
どう話し始めればいいのか、あれこれ考えてしまいますよね。

  • 「もしもし」だと子供っぽいかな
  • 「すみません」はへりくだりすぎかな
  • 「あ、」をつけるとコミュ障だと思われるかな―

結果的に、第一声からオドオドしてしまって、「相手から怪訝な反応をされて落ち込むこむ」みたいなパターンになりがちです。^^;

話し方がわからない

いざ話し始めても、

  • どのタイミングで話せばいいのか
  • 声のトーンや話すスピードはどのくらいがいいのか

あれこれ考えてしまって、かえってぎこちなくなることもあるかもしれません。

相手と話すタイミングが被ると気まずいですよね。苦笑

電話応対で「お電話ありがとうございます!」みたいに、かしこまった態度で心にもないことを言っていると、「自分何言ってるんだろ。。。」みたいに恥ずかしくなることもあります。

・・・

あ、これは僕だけかもしれません。汗
忘れてください。

要件がなかなか伝わらない

電話の本題を伝えるのも、なかなか難しかったりします。

伝える情報が少なすぎたり、逆に、親切のつもりで丁寧に話そうとしたら、なかなか本題にたどり着けなかったり―。

思ったとおりに会話が進まないと、軽くパニックになって、自分でも何を言っているのかわからなくなることも。。。

電話が終わった後に反省する

電話が終わった後、一人反省会が始まるのもありがちなパターンです。

  • 「あそこではっきり言えなかったのは失敗だなー」
  • 「ついでに確認したかったこと聞き忘れた」
  • 「働いてないことばれたかも」

なんとなく後味の悪さが残ると、電話がさらに苦手になってしまいます。

電話が超絶苦手だった僕の失敗談

僕は引きこもっていた時期、電話が本当に苦手でした。
とくに失敗したなーと思うエピソードを2つあげてみます。

  • バイトの応募に失敗
  • 歯医者の予約ができなくて数本の歯が犠牲に

バイトの応募に失敗

大学を不登校になり始めたころ、「このままではけない」と思って、新聞配達のアルバイトを始めることにしました。

何日も悩んだ末に、意を決して応募の電話をかけてみてのですが、、、
あまりにも緊張しすぎて、自分でも何を言っているのかわかりません。

「アノ….スミ..セン。ア..バイトノヤツ….アッ..アノッ..(ガチャ)」

時間にして5秒くらいでしょうか?
電話対応してくれた人も、意味がわからなかったと思います。苦笑

歯医者の予約ができなくて数本の歯が犠牲に

歯が痛くても、なかなか歯医者の電話予約ができなくて、数本の歯が犠牲になりました。

歯が痛くて眠れない夜を、何度過ごしたことか。。。
歯茎が腫れて、高熱にうなされたこともあります。

でも、いったん痛みが引くと、「治ったのではないか」という都合のいい解釈をしてしまいます。
もちろん、そんなわけないので、結局最後は歯医者に行ってみてもらうんですけどね。(・ω<)

電話が苦手な人におすすめしたい7つの対策

電話が超絶苦手で、誰から見ても「電話恐怖症」だった僕も、今ではだいぶ気軽に電話できるようになりました。

電話はいまだに得意ではないけど、必要があれば「まあ、かけるか」と思えるくらいになりました。

僕がこれまで試した中で、とくによかった方法を7つ紹介します。

  • あらかじめメモしておく
  • ハンズフリーモードを使う
  • 第一声を決める
  • うまく話そうとしない
  • 反省しない
  • 電話しなくていい方法を探す
  • 人の通話を聞いてみる

それぞれ詳しく見てみましょう!

あらかじめメモしておく

要件が複数ある場合は、あらかじめカンペを作っておくといいでしょう。
伝えたいことや聞きたいことを箇条書きにしておけば、話すことに集中できます。

アドリブにはこだわる必要はありません。
しゃべることが仕事のアナウンサーやユーチューバーさえ、カンペや台本を用意しています。

ハンズフリーモードを使う

電話を耳に当てて話すのではなく、「ハンズフリーモード(スピーカーモード)」を使ったほうが、話しやすいかもしれません。

電話って、よく考えたらかなり特殊な状況です。

  • 会話している相手が目の前にいない
  • 耳にあてがっている棒状のものから声が聞こえてくる

会話としては不自然なので、違和感を覚えるのは当然と言えます。

人類の本能に「会話」はあっても「電話」はありません。

ハンズフリーモードを使うと、通常の会話に近づくので、苦手意識も若干和らぐというわけです。

第一声を決める

電話の第一声は、決めてしまいましょう。

僕は、「もしもし」と言うことにしています。

うまく話そうとしない

電話では、うまく話そうとしてはいけません。
「話し言葉」と「書き言葉」は、まったくの別物だからです。

電話のような話し言葉では、声のトーンや強弱、微妙なニュアンスなど、言葉以外の情報も伝わります。
足りない情報は、相手が勝手に脳内補完してくれるわけです。

「うまく話さなきゃ」と思って、頭の中で文章を考えると、書き言葉のようになって、かえって不自然になってしまいます。

電話では、ライブ感が大事です。

ただひとつだけ、意識したいポイントがあります。
それは、「概要から話す」ということ。

  • 「~についてお聞きしたいのですが」
  • 「○○の予約をしたくてお電話しました」

といった感じで、電話の初めに、要件を伝えるようにしましょう。

全体像を把握できると、相手が脳内補完しやすくなります。

反省しない

電話の目的は、うまく話すことではなく、要件を伝えることです。

  • 病院の予約をしたり
  • わからないことを問い合わせたり

目的が達成できれば成功です。

反省する必要はありません。

とはいえ、自動的に反省会議が始まってしまうこともあると思います。
そんなときは、できたことにも目を向けてみましょう。

「後味の悪さ」を和らげることが大切です。

電話しなくていい方法を探す

電話が苦手なら、無理に克服する必要はありません。

僕自身、「克服しなきゃ」と思っていたころはまったくよくならなかったです。
  • メール
  • 公式LINE
  • お問い合わせフォーム―

電話をしなくて済む方法がないか、確認してみましょう。

人の通話を聞いてみる

人が電話しているところを聞いてみるのもおすすめです。
他人同士の電話を聞いてみると「意外とうまく話さなくていいんだ」ということが実感できると思います。

YouTubeで「電話してみた」なんかで検索してみると、電話の様子を聞くことができます。

ぜひ、「日本語字幕(自動生成)」をオンにして聞いてみてください。
言葉ではなく、その場の雰囲気で話が進んでいく様子がわかるはずです。

おわりに

「電話が苦手」は、無理に克服しようとしないことが大切です。

いきなり模範的な電話応対を目指すのではなく、「要件が伝わればOK」くらいに考えておいたほうが、心が楽になります。

 

ではまた!

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