どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、「居場所が欲しい」という方に向けて、居場所の作り方を解説していきます。
僕自身、人との関わりが苦手で10年ほど引きこもっていましたが、居場所をつくることで無理なく抜け出すことができました。
「居場所がない」と感じている人は、ぜひご覧になってみてください!
居場所とは
コトバンク(デジタル大辞泉)によると、「居場所」の意味は次のとおりです。
その人が心を休めたり、活躍したりできる環境。「職場に居場所がない」
(引用:https://kotobank.jp/word/%E5%B1%85%E5%A0%B4%E6%89%80-435522)
居場所とは、「心のよりどころ」と言えます。
具体的には、
- 「自分はここにいていいんだ」
- 「何かあったら、またここに戻ってくればいい」
と思える場所ですね。
居場所を作るメリット
居場所を作ると、現状が変わりやすくなります。
理由は、大きく分けて2つあります。
- 自己否定が減るから
- 人とのつながりができるから
それぞれ詳しく見てみましょう。
自己否定が減るから
居場所があると、自己否定が減って、生きづらさが和らぎます。
「理想」と「現実」が離れるほど苦しくなって、自分を責めがちになります。
自然体の自分を受け入れてもらえると、「自分は思っているより悪くないかもしれない」と思えるようになります。
また、居場所ができると、必然的に人との関わりが増えます。
- 自分の特徴が見えてきたり
- 価値観の幅が広がったり
結果的に、自分に合った生き方を選べるようになるわけです。
人とのつながりができるから
居場所のおかげで、人とのつながりができます。
「おすすめ映画:百円の恋」でもお伝えしているように、人とのつながりができると、予想外の出来事が次々に起こります。
また、いつでも戻ってこられる場所があると、強くなれます。
「新しいことに挑戦しやすくなる」ということです。
居場所を作る3ステップ
いざ「居場所を作ろう」と思うと、どうすればいいかわからなくなってしまいますよね。
ここでは、人との関わりが苦手な僕でも、無理せず居場所を増やし続けている方法を、ステップバイステップで紹介していきます。
- 居場所の候補を探す
- とりあえず通ってみる
- 居場所を増やす
【ステップ1】居場所の候補を探す
まずは、居場所の候補を探しましょう。
- 家庭(家族)
- シェアハウス
- 学校
- 職場
- サポートステーション
- カウンセリング
- 病院・デイケア
- 当事者会―
人がいる場所ならどこでもOKです。
ここで大切なのは、無理をしないこと。
たとえば引きこもっている状態から、いきなり働こうとするのは絶対にNGです。
- 「ここなら大丈夫そう」
- 「行ってみたい!」
と思える場所を探してみましょう。
【ステップ2】とりあえず通ってみる
行ってみたい場所が見つかったら、とりあえず見学してみましょう。
「なんとか過ごせるかもしれない」と思えたら、しばらく通ってみます。
「居心地がいい」と感じるまでには、時間が必要です。
僕の場合、慣れるまでに1~3か月くらい(30回以上)かかります。
「山奥ニート」的なシェアハウスに引っ越してきてから2か月。
最初は「すぐ出て行こうかな」とか思ってたけど、すっかり慣れてきた。
僕の場合、新しい環境に慣れるまでに1~3か月くらいかかる。
はじめは不安しかなくても、「気づいたら大切な居場所になっていた」なんてことも多い。— サイトウ|元引きこもり (@gakushisaito) June 5, 2021
ただ居るだけでいい
はじめは、ただ居るだけで大丈夫。
- 「自分から話しかけなきゃ」
- 「貢献しなきゃ」
みたいな気持ちが湧いてくるかもしれませんが、無理をしても続きません。
「~したい」という気持ちが湧いてくるまで、じっくり待ちましょう。
最低限、やるべきことは、
- あいさつ
- 話しかけられたら答える(無視しない)
くらいでしょうか。
あとは、ときどき笑顔を見せるといいですね。
【ステップ3】居場所を増やす
居心地の良さを感じるようになると、周りが見えるようになって、気づきや学びも増えてきます。
あまりにも居心地がよくなりすぎると、退屈になるので、新しいことにチャレンジしてみてもいいですね。
新しい居場所を作るのもおすすめです。
居場所が増えるほど、幅広い人たちと関われるし、心も安定していきます。
おわりに
僕自身、居場所を増やしている最中です。
オンライン・オフライン問わず、行ってみたい場所はたくさんあります。
HSP気質ということもあって、新しい場所に行くときは、毎回不安になります。^^;
でもたいていの場合、時間が解決してくれるので大丈夫です。
もし「自分がどこに行きたいのかわからない」という場合は、自分を理解することからはじめてみてもいいかもしれません。
ではまた!
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