どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、自分に合った価値観を選ぶ方法を解説していきます。
僕自身、合わない価値観で消耗し続けてきました。
- 人間関係
- 働き方
- 暮らし方など―
価値観に無理やり合わせるのではなく、自分に合った価値観を選べるようになると、自己否定が減って、生きづらさがグッと和らぎます。
- 「なんとなく生きづらい」
- 「世間の価値観と合わない気がする」
- 「どうなりたいのか自分でもわからない」
という方は、ぜひご覧になってみてください!
価値観は自由に選んでいい
Wikipedia(広辞苑第六版・大辞泉)によると、価値観の意味は、次のとおりです。
何に価値があると認めるかに関する考え方。価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断。
(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BE%A1%E5%80%A4%E8%A6%B3)
価値観に、いい・悪いはありません。
物事を判断する基準、いわば物差しのようなものだからです。
物差しで物差しを測ることができないように、価値観で別の価値観を測ることはできないわけですね。
つまり、「価値観は自由に選んでいい」ということです。
自分に合った価値観を選ぶメリット
自分に合った価値観を選べるようになると、自己否定が減って、生きづらさが和らぎます。
一般的な価値観が悪いわけではありません。
- みんなと仲よくしよう
- まじめに働こう
でも、人にはそれぞれ個性があるので、合わない人は”必ず”います。
合わない価値観に向かって頑張ると、どうしても自分を否定しがちになってしまいます。
どうにか始めることができても、失敗ばかりだったり、すぐにやめてしまったりして、「やっぱり自分はダメなやつだ」と思ってしまいます。
結果的に、自己否定のループから抜け出せなくなって、「生きづらい」と感じるようになるわけです。
生きづらさに悩んだら、一度立ち止まって、価値観を見直してみましょう。
得意科目で勝負しよう
僕は、明らかな内向型です。
内向型ランキングがあったら、たぶん上位5%(20人に一人)には入れます。
#16タイプ性格診断テスト やってみた
とりあえず、内向的であることがわかったhttps://t.co/EHIFExlPJJ pic.twitter.com/qvJjWWN75z— サイトウ|元引きこもり (@gakushisaito) May 21, 2021
#ビッグファイブ性格診断テスト もやってみた
とりあえず、内向的であることがわかったhttps://t.co/pVzg73eFlZ pic.twitter.com/31SohZ2IE2— サイトウ|元引きこもり (@gakushisaito) May 21, 2021
偏差値で言ったら、67くらいです。
逆に外向性の偏差値は、33くらいということになります。^^;
行動遺伝学の権威、安藤寿康氏らの研究によると、僕らの個性は遺伝によってある程度決まることがわかっています。
たとえば外向性については、約50%が生まれつきです。
参考:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53474
長所と短所は表裏一体です。
内向型には、内向型の良さがあります。
無理に苦手を無くそうとするのではなく、得意を伸ばしていきたいですね。
自分に合った価値観を見つける方法
生きづらさを和らげるためにも、自分の可能性を発揮するためにも、自分に合った価値観を選ぶことが大切です。
価値観を選ぶ方法は、大きく2つの手順に分けられます。
- 自分を理解する
- 価値観の幅を広げる
自分を理解する
まずは、自己理解から始めましょう。
自分の個性が理解できると、価値観を選ぶ基準になるからです。
自分のことは、意外とわかっていなかったりします。
- 自分は何が好きで何が嫌いか
- 自分は何が得意で何が苦手か
- 自分は何を大切にしたいのか
僕が実際に取り組んでみた中で、とくにおすすめの方法は次の3つです。
- 診断テスト
- 自己分析
- 人と関わる
自己理解の詳しいやり方は、下記の記事で詳しく解説しています。
あわせてご覧になってみてください。
価値観の幅を広げる
価値観を選ぶ基準がハッキリしたら、価値観の選択肢を増やしていきましょう。
ここでは、価値観の幅を広げる方法を3つ紹介します。
- 本を読む
- 動画を見る
- 人と関わる
本を読む
気になった本があったら、とりあえず読んでみましょう。
個人的によかった本は、次の3冊です。
- 「山奥ニート」やってます
- ニートの歩き方
- 「最強!」のニーチェ入門
「山奥ニート」やってます
僕は今、いわゆる「山奥ニート」的な生活をしています。
石井あらたさんの著書「山奥ニートやってます」を読んで、「こんなのどかな暮らしがしてみたい」と思えた影響が大きいです。
ニートの歩き方
ニートつながりで言えば、ギークハウス発起人phaさんの著作もよかったです。
自分の中の「これは何かおかしい」「これは嫌だ」って感覚や直感を押し殺してはいけない。悪い場所からは早めに逃げよう。
(引用:ニートの歩き方「第2章」)
自分が楽に動ける場所に行けばいい。自分が楽に動ける場所は絶対あるから
(引用:ニートの歩き方「第2章」)
読んでいるうちに、「やりたくないことは『やりたくない』って言っていいんだ」と思えるようになります。^^
「最強!」のニーチェ入門
このブログで繰り返しお伝えしている
- 「価値観にいいも悪いもない」
- 「自分に合った価値観を選ぼう」
という考え方は、ニーチェの受け売りだったりします。
社会から押し付けられた「価値観」は、それがどんなに常識的に見えようと、所詮は「解釈」の一つであり、後から作られた非現実のものに過ぎない。それなのに、それをまるで「世界にもともと存在している、覆しようのない絶対的な事実」であるかのように思いこんでしまうことが不幸の原因であった。
(引用:「最強!」のニーチェ入門「第五章」)
そもそも読書に抵抗がある場合は、大の勉強嫌いだった僕が本を読めるようになった方法が参考になるかもしれません。
動画を見る
価値観を広げるには、動画を見るのもおすすめです。
- テレビ
- YouTube
- 映画やドラマ―
わくわくできそうなコンテンツを探してみてください。
僕は引きこもっていたとき、「ジョーブログ」というYouTubeチャンネルを見まくっていた時期があります。
自分とは全く違う生き方を見て、価値観の幅が広がりました。
「多様な価値観に触れられる」という意味では、「街録ch-あなたの人生、教えてください-」というチャンネルもおもしろいです。
似たようなジャンルとしては、テレ東の「家、ついて行ってイイですか?」も好きです。
TVerから無料で見られます。
人と関わる
人との関わりが増えると、価値観の幅は必然的に広がります。
「こんな生き方もあるのか」と気づけるからです。
僕自身、シェアハウスで暮らし始めてから、価値観が大きく変わりました。
人との関わりが苦手な場合は、安心して過ごせる居場所を作っていきましょう。
自分からグイグイ行かなくても、ただ居場所にいるだけで、なんとなく話せるくらいにはなります。
- シェアハウス
- デイケア
- 当事者会―
人が集まる場所ならどこでもOK。
「行ってみたい!」と思える場所を見つけたら、試しに行ってみてはいかがでしょうか。
おわりに
一般的な価値観は、多数派によって作られます。
自分が少数派に属している場合、「みんなと一緒のことをやろう」と思うと、消耗してしまう可能性が高いです。
自分を責める必要はありません。
ただ合っていないだけです。
行き詰まったときは、価値観を見直してみましょう。
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