どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、「なんとなく生きづらい」という方に向けて、自己理解の大切さをお伝えしていきます。
僕自身、漠然とした生きづらさに悩んできましたが、自分を理解できるようになるにつれて、楽に過ごせるようになってきました。
- 「子供のころから夢がなかった」
- 「やりたいことが見つからない」
- 「何をやっても続かない」
という人は、ぜひご覧になってみてください!
自己理解が必要な理由
自分を理解するメリットは、大きく分けて3つあります。
- やりたいことが見つかる
- 得意を伸ばそうと思える
- 他人に優しくなれる
それぞれ詳しく見てみましょう。
1. やりたいことが見つかる
自己理解によって、
- 自分は何が好きで何が嫌いか
- 自分は何が得意で何が苦手か
向き不向きがハッキリすると、「自分がどこを目指したいのか」が見えてきます。
やりたいことがある人は強い
やりたいことがあると、行動的になれるし成果も出やすいので、充実感や自信が得られます。
逆に義務感だけで頑張ると、合わない分野で消耗して、自己否定のループに陥ってしまう可能性があります。
どうにか始めることができても、失敗ばかりだったり、すぐにやめてしまったりして、「やっぱり自分はダメなやつだ」と思ってしまいます。
- 「無気力になってしまう」
- 「『何のために生きているか 』考えずにはいられない」
という場合は、ゆっくり自分を向き合う必要があるかもしれません。
2. 得意を伸ばそうと思える
自分のことが理解できてくると、必ず、自分のいいところも見えてきます。
自分が短所だと思っていたことも、生かし方次第では長所になることがわかるからです。
結果的に、「苦手を無くそうとするのではなく得意を伸ばそう」という発想に変わります。
狭い価値観に自分を無理やり当てはめようとするのではなく、自分に合った価値観を選べるようになると、自己否定が減って生きるのがグッと楽になります。
3. 他人に優しくなれる
自己理解が進むと、自分だけでなく他人に対しても寛容になれます。
「自分にとっての当たり前が、誰かにとっての当たり前ではない」ということが理解できるからですね。
【実際にやってみた】自己理解を進める3つの方法
それでは、自己理解を進める方法を具体的に見てみましょう。
- 診断テスト
- 自己分析
- 人との関わりを増やす
1. 診断テスト
まずおすすめしたいのが、「診断テスト」です。
質問に当てはまるものを答えるだけで、自分大まかな傾向が見えてきます。
ネットを使って、簡単に受けられるものも多いです。
僕もいくつかやってみました。
【16タイプ性格診断】
#16タイプ性格診断テスト やってみた
とりあえず、内向的であることがわかったhttps://t.co/EHIFExlPJJ pic.twitter.com/qvJjWWN75z— サイトウ|元引きこもり (@gakushisaito) May 21, 2021
【ビッグファイブ性格診断】
#ビッグファイブ性格診断テスト もやってみた
とりあえず、内向的であることがわかったhttps://t.co/pVzg73eFlZ pic.twitter.com/31SohZ2IE2— サイトウ|元引きこもり (@gakushisaito) May 21, 2021
【エニアグラム性格診断】
#エニアグラム性格診断 やってみた
結果:研究者タイプ(9点)
前に本読みながらやったときはイマイチぴんと来なかったけど、めちゃくちゃ当たってる
・他人に合わせて物事を進めることが苦痛
・理屈で納得しないと行動できない
・合わないと思ったらあきらめが早い―https://t.co/DGM3XMDX9m— サイトウ|元引きこもり (@gakushisaito) May 21, 2021
僕の場合、いつどんなテストを受けても「内向型」という結果が出るので、たぶん内向的なんだと思います。
どうりで苦しかったわけです^^;
グッドポイント診断
僕が受けてみた中でも、とくにおすすめの診断テストは、リクナビの「グッドポイント診断」です。
グッドポイント診断は、その名のとおり、自分のいいところがわかるテストです。
全部で18種類ある強みのうち、自分に当てはまるものを5つ教えてくれます。
実際にやってみた結果
僕の強みは、次の5つでした。
- 感受性
- 柔軟性
- 親密性
- 冷静沈着
- 悠然
一例として、「感受性」の詳細を見てみましょう。
感情が細やかなあなたは、周囲の人の気持ちを思いやりながら行動することができます。ひとりひとりのささいな変化も見逃すことはありません。鋭い感受性で自然に気づき、彼らにとってできるだけ心地よい状態を創り出そうとします。周囲に対する配慮はもちろん、言葉をかけるタイミングや伝え方のトーンまで、相手に合わせて工夫することができます。
一見すると、ベタ褒めですね。
でも、「周囲への気遣いができる」ということは、裏を返せば「周囲の影響を受けやすい」ということです。
グッドポイント診断の一番の強みは、自分の特徴を長所に言い換えてくれること。
「自分にはいいところなんてない」と誤解している人にこそ、おすすめできるサービスです。
グッドポイント診断の受け方
グッドポイント診断は無料で受けられます。
正直に答えることが大切です。^^
2. 自己分析
自己分析を進める2つ目の方法は「自己分析」です。
「質問に答える」という意味では診断テストと同じですが、自己分析では一つ一つの質問を掘り下げてじっくり考えていきます。
- 印象に残っている思い出
- 意識せずに続けてきたこと
- 尊敬する人物―
自分の中にあるヒントを掘り起こしていくイメージですね。
自己分析に取り組むと、好きなことや得意なことが見つかります。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
自己分析の手段としては、2020年に発売されて18万部を売り上げた『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本がおすすめです。
- どうしてやりたいことが見つからないのか
- どうすればやりたいことが見つかるのか
といったことが論理的に解説されています。
本の中に書かれている質問に答えながら自分とじっくり向き合うことで、やりたいことを見つけられるはずです。
実際にやってみた結果
やりたいことの見つけ方では、次の3つを順番に探っていきます。
- 大切なこと
- 得意なこと
- 好きなこと
これらすべてが重なる領域が、「本当にやりたいこと」になります。
1週間くらいかけて、本の中に書かれている質問ほぼすべてに答えてみました。
その結果が、次のとおりです。
大切にしたい価値観 | 安心自由、自己受容、健康、自然体、充実感、納得、美など約60個 |
---|---|
得意なこと | 納得するまで深く考える、問題点に気づき改善策を考える、話の聞き役に回る、合理性を追求する、自分らしさを大切にするなど14個 |
好きなこと | ガジェット、歌、カメラ・写真、心理学、自然、ミニマリズム・シンプリズム、宇宙、生物、デザイン、散歩など約50個 |
僕は子どものころから将来の夢とかなかったし、大人になってからも、とくに趣味がなくて、「やりたいことなんてない」と思っていました。
でも、ただ気づいてなかっただけみたいです。^^;
やりたいことの見つけ方の取り組み方
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』は、「やりたいことなんてない」と思っている人にこそ、おすすめの本です。
著者の八木仁平さん自身が、YouTubeで本の内容を解説してくれているので、一度見てみてはいかがでしょうか?
3. 人との関わりを増やす
人と関わる機会が増えると、自己理解が進みます。
実際にやってみた結果
僕は、実家を出てシェアハウスで暮らし始めてから、人との関わりが一気に増えました。
自分ではなかなかできないことを余裕でこなす人たちを見ていると、いい意味であきらめがつきます。
その一方で、「あれ、これ自分は得意かも」と思えることもあります。
人との関わりが増えると、自分の得意・不得意が見えてくるわけです。
比較して初めて自分を客観的に見ることができます。
人との関わりを増やす方法
人との関わりを増やすには、安心して過ごせる居場所を作るのがおすすめです。
居場所ができると、必然的に人とのつながりが生まれます。
人とのつながりができるメリットは、自分の特徴が理解しやすくなるだけではありません。
- 自然体の自分を受け入れてもらえる⇒自信になる
- さまざまな価値観や考え方に触れられる⇒価値観の幅が広がる
結果的に、自分を無理に抑え込む必要がなくなって、生きづらさも和らぐわけです。
人が集まる場所であればどこでもOK。
- シェアハウス
- デイケア
- 当事者会―
「居心地がいい」と思える場所を増やしていきましょう。
おわりに
自己理解が進むと自己否定が減って、心が軽くなります。
「やってみたい」と思えるものがあったら、ぜひ試してみてください!
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