対人恐怖に悩む引きこもりやニートがまず取り組むべきこと3つ

引きこもり・ニート

どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです
今回は、引きこもりやニートの中でも、対人恐怖がある場合の対処法を紹介していきます。

僕自身、対人恐怖をこじらせて10年引きこもっていました。
人の視線が怖かったり、人と話すことがおっくうだったり、外に出るとものすごい勢いで消耗してしまうんですよね。^^;

この記事では、

  • 対人恐怖がある状態で働いてはいけない理由
  • 対人恐怖と向き合うためにまずやるべきこと

など、人が怖くても無理せず生きていくための方法を紹介していきます。

「そろそろ外に出て行きたい」という人は、ぜひご覧になってみてください!

対人恐怖がある状態でいきなり働くのはNG!

引きこもりやニートに対してよく言われるのが、「まずはアルバイトから始めよう」ということ。
でも、「いきなりアルバイトは絶対にNG」でもお伝えしているとおり、対人恐怖がある場合は、いきなり外に出て働くのはやめておいたほうがいいです。

ハードルが高すぎるし、失敗したときに立ち直りづらいからです。

勇気を出して働き出しても、失敗が続いて自信を無くして、かえって社会復帰から遠ざかってしまう可能性があります。

僕自身、本格的に引きこもり始めた一因は、無理やり始めたアルバイトでの失敗でした。^^;

対人恐怖は、引きこもりやニートの原因になることもあれば、人と関わらない状態が続くことで、人が怖くなってしまうこともあります。

いずれにしても、脱ひきこもり・脱ニートにおいては、細心の注意が必要です。

急がば回れで、今無理せずできることから始めていきましょう。

対人恐怖がある引きこもりやニートがまずやるべきこと

対人恐怖がある場合に、まずやりたいことは3つあります。

  • 居場所をつくる
  • 価値観の幅を広げる
  • 自分を理解する

それぞれ詳しく見てみましょう!

1. 居場所をつくる

外に出て行くためには、安心して過ごせる居場所が必要です。

ここでいう居場所とは、「自分はここにいていいんだ」、「何かあったら、またここにもどってくればいい」と思える場所のことです。

居場所をつくる2つのメリット

対人恐怖に悩む人にとって、居場所を持つメリットは2つあります。

  • 人との関わりが増える
  • 安全基地になる
人との関わりが増える

居場所の大きなメリットの一つが、一度に多くの人とゆるくつながれること。
自分からグイグイ行かなくても、なんとなく話せるくらいにはなります。

対人恐怖を克服するには、「慣れ」も重要だったりします。
居場所で過ごすうちに、人との関わり方を無理せず学ぶことができるわけです。
安全基地になる

「いつでも戻れる」と思える居場所があると、新しいことに挑戦しやすくなります。

結果的に、脱引きこもり・脱ニートが近づくわけです。

逆に、居場所がない状態で外に出ていくと、何かあったときに、また引きこもりやニートに戻るしか選択肢がなくなってしまいます。

居場所は、いわば、あなたの安全基地です。

居場所をつくる方法

あなたなりの居場所を作っていきましょう。

  • シェアハウス
  • デイケア
  • 当事者会―

居場所の候補はたくさんあります。

職場が居場所になることもありますが、可能性としては低いです。
運に左右されてしまうので、おすすめできません。

居場所の作り方については、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧になってみてください。

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2. 価値観の幅を広げる

価値観の幅を広げることもおすすめです。

価値観の幅を広げるメリット

対人恐怖がある人が、価値観の幅を広げるメリットは2つあります。

  • 自分に合った生き方を選べる
  • 自己否定が減る
自分に合った生き方を選べる

価値観の幅が広がると、「~でなければならない」という思い込みから抜け出して、自分に合った生き方を選べるようになります。

価値観には、いいも悪いもありません。
どんな価値観を選ぶかは、あなたの自由です。

人が苦手なら、無理に人と関わろうとしなくてもいいわけです。
働きたくないなら、できるだけ働かないで生きていく方法を模索してももいいわけです。

実際に、「人と関わらない」、「働かない」と決めなくても、そういう選択肢があると思えるだけで、心が楽になります。
自己否定が減る

価値観が広がると、自己否定が減ります。

たとえば、引きこもっていたころの僕は、「誰とでも仲良くしないといけない」という思い込みがありました。
でも、どうしても合わない人はいます。

  • 無理やり話しかけてみたものの、なんとなくぎこちなくなってしまったり、
  • 「あーこの人苦手だわ」と思っている自分を否定して、勝手に苦しくなってしまったり、

あまりいいことはなかったですね。苦笑

人の感情というのはあいまいなものです。
「この人と話したくない」という感情を、「この人が怖い」と解釈してしまうことも十分あり得るわけです。

僕自身、「話したいときだけ話せばいい」、「合わない人とは距離を置けばいい」と思えるようになって、人と関わるときのストレスが激減しました。

価値観の幅を広げる方法

価値観を広げるために、積極的に情報を取りに行きましょう。

  • 気になった本やYouTubeを見てみる
  • 人と関わる機会を増やしてみる

あなたに合った価値観は、きっと見つかるはずです!

3. 自分を理解する

価値観を広げると同時に、自分を理解するための「自己分析」も大切です。

自分を理解するメリット

自己分析に取り組むことで、自分の向き不向きがわかります。

  • 自分は何が好きで何が嫌いか
  • 自分は何が得意で何が苦手か

自分を理解できれば、自分に合った生き方を選びやすくなります。

たとえば僕は、明らかな内向型ですが、自己分析に取り組むまでは、無理に外向的にふるまおうとしてきました。
どうりで、ずっと苦しかったわけです。苦笑

自分を理解する方法

自分に向いていないことにチャレンジして消耗しないためにも、一度、じっくり自分と向き合う時間を作ってみましょう。

自己分析の具体的な方法は、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧になってみてください。

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おわりに

対人恐怖は、なくそうと思ってなくせるものではないですよね。
無理やり無くそうとするのは、むしろ逆効果です。

今回紹介した方法を実践すれば、対人恐怖は、自然と和らいでいくはずです。
今できることから取り組んでみてください。^^

 

ではまた!

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