【人見知り】素の自分を出せない理由【自然体で過ごせるようになる方法】

人見知り・対人恐怖

どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。
今回は、人見知りや対人恐怖(社会不安障害)に悩む人が、自分を出せない理由を解説してきます。

僕自身、自分を出せないことに悩み続けてきました。
素の自分を隠そうとすると、人と関わるだけで疲れてしまいますよね。^^;

この記事では、

  • なぜ素の自分を出すことが難しいのか
  • 素の自分を出すためにできること

を紹介していきます。

「気楽に過ごせるようになりたい」という方は、ぜひご覧になってみてください!

人見知りの人が自分を出せない理由

人見知りの人が、素の自分を出しづらいのは、「なんとなく怖いから」です。
自分を出すことが怖くなってしまう理由は、大きく分けて2つあります。

  • 否定されるかもしれない
  • どうなるかわかならない

それぞれ詳しく見てみましょう。

否定されるかもしれない

人見知りで苦しんでいる人へ」でお伝えしているように、人見知りの根底には「自己否定」があります。

「人とうまく話せるべきだ」という理想とかけなはれている自分を、「ダメなやつだ」と否定してしまうわけです。

自分で自分を受け入れられないので、「素の自分を出したらきっと否定されるだろう」と思ってしまいます。

どうなるかわからない

これまでとやり方を変えること自体に、「どうなるかわからない」という怖さを覚えます。
ヒトには「現状維持バイアス」といって、よほどのことがないかぎり、現状を変えようとしない性質があるからです。

僕らが原始人だったころは、現状を変えることには大きなリスクを伴いました。
「怖い」「めんどくさい」という感情を作って、なんとかとどまろうとするわけですね。

現状を変えること自体、誰でも怖くなるものだということがわかると、心が少し楽になるのではないでしょうか。

素の自分を出せない問題点

素の自分を抑え込む一番の問題点は、どんどんエスカレートしてしまうことです。

人から認められると、「やっぱり自分を抑えるべきだ」と思ってしまう。
人から非難されると、「もっと自分を抑えるべきだ」と思ってしまう。

結果的に、

  • 過剰に適応して常に周囲の顔色を窺うようになったり
  • 人と関わること自体が怖くなってしまったり

ますます苦しくなってしまいます。

自分を無理やり抑え込むことで、心を病んでしまう可能性もあるということです。
引きこもりニートのプライドが高い理由は○○だった!対処法も解説
どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。 今回は、「引きこもりやニートのプライドが高くて偉そうなのはどうして?」という疑問にお答えしていきます。 僕自身、引きこもっていたときは、めちゃくちゃプライドが高かったです。 というか、...

自分を出すためにチャレンジしたい2つのこと

「自分を抑えるのはやめたほうがいい」と言われても、「それができたら苦労しないよ」と思ってしまいますよね。

ここでは、無理なく素の自分を出せるようになる方法を、2つ紹介してきます。

  • 「素の自分を出しても大丈夫」と思える経験をする
  • 「嫌われても大丈夫」と思える経験をする

「素の自分を出しても大丈夫」と思える経験をする

人は感情で動く動物なので、「怖い」という感情があると、なかなか自分を出すことができません。
感情は記憶をもとに作られるので、「素の自分を出しても大丈夫」と思える経験を重ねることが効果的です。

具体的には、安心して過ごせる「居場所」を作っていきましょう。

居場所とは「自分はここにいていいんだ」と思える場所のことです。
「自分が受け入れられている」と感じると、少しずつ素の自分を出せるようになってきます。
  • 家庭(家族)
  • 学校
  • 職場
  • カウンセリング
  • 病院
  • 当事者グループ―

居場所の候補はたくさんあります。

居場所の大切さは、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧になってみてください。

引きこもりニートは「友達」よりも「居場所」を作ろう!
どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。 今回は、引きこもりやニートが「友達ほしいな」と思ったときにできることを紹介していきます。 僕自身、対人恐怖をこじらせて10年引きこもっていた過去があります。 引きこもっていた当時は、友...

「嫌われても大丈夫」と思える経験をする

素の自分を出すと、あなたのことをよく思わない人は”必ず”います。
人見知りの人は、人から嫌われることに対してとくに敏感なので、一大事だと思います。

僕も、「人から嫌われたら人生終了」と思ってました。^^;

でも、人から嫌われても意外と大丈夫です。
一時的には辛くても、「自分にはほとんど影響ない」ということが、感覚として理解できるはずです。

とはいえ、わざと嫌われる必要はありません。笑
素の自分を出せば、必ずどこかで嫌われるし、嫌われても、じきに立ち直れます。

「嫌われても大丈夫」と思えるようになるためにも、まずは居場所を作って、素の自分を出せるようになることが大切です。

「嫌われても大丈夫」と実感できると、

  • 「合わない人とは距離をおけばいい」
  • 「自分を押し殺して消耗するよりは、気ままに過ごして、たまに人から嫌われるくらいのほうがいい」

と思えるようになります。

おわりに

いきなり素の自分をさらけ出せるようになる必要はありません。
僕自身、まだまだ自分をさらけ出せず、人に合わせてしまうこともあります。

でも、自然体で過ごせる時間が増えるにつれて、人との関わりがどんどん楽になってきました。

少しずつ、あなたらしくいられる瞬間をメイキングしていきましょう!

人見知りで「自分から話しかけられない」場合の対処法
どうも、元引きこもりブロガーのサイトウです。 今回は、人見知りや対人恐怖(社会不安障害)で「自分から話しかけられない」場合の対処法を紹介していきます。 僕自身、いわゆる「コミュ障」で、たわいない雑談がとくに苦手です。 でも、今回紹...

コメント

タイトルとURLをコピーしました